Nippon Rising Star Award
今年のニッポン・コネクションでは、ニッポン・ライジングスター・アワードを新設します。この賞は、日本映画界の優れた若い才能に捧げられる名誉ある賞で、第1回目の受賞者は、女優で歌手の三浦透子氏です。三浦氏は、本映画祭で特別上映する濱口竜介監督のアカデミー賞受賞映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年)で、国際的に注目を集めました。
三浦透子氏は、玉田真也監督の他人に恋愛感情を抱かない女性の物語『そばかす』、松居大悟監督のハイスクール・ロードムービー『私たちのハァハァ』にも出演しています。また作品上映後の質疑応答に加え、6月10日(土)15:00からは、自身のキャリアを振り返るトークイベントも予定されています。授賞式は6月11日19時45分からKünstler*innenhaus Mousonturmで開催されます。
三浦透子氏について
三浦透子氏は1996年に北海道で生まれ、テレビドラマを経て2012年三池崇史監督の『悪の教典』で映画初出演を果たしました。映画やテレビで活躍する一方、2009年から演劇の舞台に定期的に出演し、歌手として新海誠監督のアニメ『天気の子』(2019)の主題歌で国際的にも注目されました。『ドライブ・マイ・カー』では、日本国内の賞を多数受賞しました。